取扱い保険商品解説
比較しながらあなたに必要な保障から、最適な保険商品を見直し探してみましょう。
※代表的な商品のみをご紹介していますので、その他の商品についてはお問い合せください。
終身保険
死亡保障が一生涯続くもので、死亡したときに必ず死亡保険金を受け取ることができます。
解約返戻金が貯まるので、どうしても資金が必要になった場合などに解約して資金として使うこともできます。また保険料払込満了時に、死亡保障にかえて年金受取りしたり、介護保障等を選択できるものもあります。終身保険には、払込期間中の解約返戻金を低く抑え、その分保険料も抑えた低解約返戻金型終身保険や、運用がうまくいった時に保険金や解約返戻金が上乗せされる積立利率変動型終身保険など、様々なタイプがあり、同じ保障額でも商品によって保険料や解約返戻金の返戻率なども異なります。
定期保険
一定期間内に死亡もしくは高度障害状態に該当した場合、死亡保険金もしくは高度障害保険金が支払われる保険です。死亡保障だけを目的とする保険で、満期保険金はありません。
10年、20年といった一定期間ごとに更新され、所定の年齢(多くは80歳か90歳)まで継続できる更新型と、60歳まであるいは80歳までといったように長期にわたって契約する全期型があります。全期型は更新できません。また、保険金額が保険期間中一定で変わらない定額型と、保険金額が一定の割合で増えていく逓増型、逆に減っていく逓減型があります。また、収入保障保険も一定期間の死亡保障という意味で定期保険の一つに分類されます。
養老保険
保険期間中に死亡した場合には死亡保険金を、満期まで生存した場合には満期保険金を受け取ることができます。死亡保険金と満期保険金は同額です。
収入保障保険
生活保障保険、家族収入保険、家計保障定期保険などとも呼ばれます。
保障期間中に死亡・高度障害の際に、毎年あるいは毎月、年金形式で保険金が支払われる保険です。 被保険者が死亡した時点から保険期間満了まで、遺族(保険金受取人)が年金を受け取ることができます。また確定保証期間(保険会社・商品により1年~10年)分は、必ず保険金が支払われます。
たとえば、60歳満了・確定保証5年の収入保障保険の場合、56~60歳時の間に亡くなられた場合でも必ずその時点から5年間は支払われるということになります。また、保険金は年金として分割で受け取るほか、一時金として受け取ることもできますが、その場合の一括受取金額は、年金受取総額よりも少なくなります。
三大疾病保険(特定疾病保険)
三大疾病とは、がん、急性心筋梗塞、脳卒中を指します。
これら三大疾病となって、保険会社の定める所定の状態に該当した場合に特定疾病保険金が支払われます。(生前給付)注意が必要なのは、三大疾病になったらすぐもらえる訳ではないという点です。「所定の状態」がどういう状態なのか、よく確認しておきましょう。
▽ガン・・・被保険者が、特約期間中に初めて悪性新生物に罹患したと医師によって診断確定されたとき
▽急性心筋梗塞・・・この特約の責任開始期以後の疾病を原因として発病し、初めて医師の診療を受けた日からその日を含めて60日以上労働の制限を必要とする状態が続いたと、医師によって診断されたとき
▽脳卒中・・・・この特約の責任開始期以後の疾病を原因として発病し、初めて医師の診療を受けた日からその日を含めて60日以上、言語障害、運動失調、麻痺などの後遺症が継続したと医師によって診断されたとき。
なお、死亡や高度障害になった場合は、死亡保険金や高度障害保険金が支払われます。
重複して保険金が支払われることはなく、いずれかの理由で保険金が支払われた時点でこの契約は消滅します。また、保険会社によっては特定疾病保険金のみで、死亡時には保険金が支払われないものもあります。
医療保険
病気やケガによる入院・手術などを保障する保険の総称。
入院した場合に、入院1日につき5千円・1万円といった入院給付金や、手術を受けた場合に手術の種類によって手術給付金として所定の一時金が支払われるものが一般的です。
以前は4日や7日といった免責期間がある商品が主流でしたが、最近では1泊2日や日帰り入院も保障されるタイプのものが人気を集めています。また、入院日数で給付金受取額が決まるのではなく、病名によって給付金額が決まるものなども発売されていて、医療保険のバリエーションはさらに豊富になってきています。
ガン保険
日本人の死亡原因の第一位であるガンだけに保障を絞り、ガンになったときを手厚く保障する商品です。
ガンと診断されたときに診断一時金、ガンによる入院・手術、通院もしくは退院時にそれぞれ給付金が支払われるというのが一般的ですが、ガン保険の入院給付金は、医療保険や疾病入院特約と違って日数の制限がありません。
なお、責任開始日から保障が始まるまで一定の待ち期間(多くは90日)があり、その間にガンを発症しても保障されません。
個人年金保険
老後の生活資金を準備するために利用される商品で、あらかじめ定められた期間保険料を積み立て、所定の時期がきたら積立金を原資として年金を受け取るものです。
「個人年金保険料税制適格特約」を付加した場合、一般の生命保険料控除とは別枠で、個人年金保険料控除を受けることができ、毎年の所得税や住民税の負担が軽くなります(所得税は最高50,000円、住民税は最高 35,000円)。
介護保険
寝たきりや痴呆などにより所定の要介護状態に該当し、その状態が一定期間(通常180日以上)継続した場合に、一時金や年金などが受け取れる保険です。 死亡した場合にも死亡給付金を受け取ることができますが、通常は小額です。要介護状態にならずにあらかじめ決められた時期に生存していた場合には健康祝い金を受け取れるものもあります。